早期膵がんプロジェクト

先日、大阪早期膵がんプロジェクト勉強会に参加させていただきました。膵がんは手術できる早期の状態で診断することが非常に難しく、また予後も非常に悪い疾患です。そのためクリニックにおけるスクリーニング、専門施設における正確な診断が必要となるわけです。特に、膵がんの家族歴のある方、糖尿病や肥満のある方、膵のう胞性病変がある方など、高危険群の患者さんは定期的に腹部超音波検査で膵臓に変化がないか確認し、少しでも変化を認めた場合には専門施設へご紹介し精査を受けていただけるようにいたします。